彼が食器を洗ってくれているうちに…
今日、駅から私の家に向かう途中
彼が私の腰に手を回した。
ふだん私は腰に手を回されたまま
すまして歩く。
回し返すと
少しイタいカップルみたいに
みえそうなので笑
でも今日は
私も彼の腰に手を回してみる。
ムダのない彼の腰回り。
程よい筋肉がついていることが
服の上から触ってもわかる。
良い体だわ。
大好き。
きっと彼も同じように
腰に手を回しながら
私の体を確かめてるのだろう…
その手は必ず
次にTバックのラインをなぞりはじめる
昔
今日と同じように
彼の腰に手を回したときに
彼のこの体は100%
奥様の作ったものでできている
と悲しく考えたことを思い出した。
私たちは腰に手を回し
寄り添って
幸せな恋人気分でいるけど
私は他人の大事な人を盗んでいる
泥棒猫なだけなんだわ…
と。
自分がしていること
と
自分ができないこと
やるせなくなった。
今の彼は
どれくらい…
私の作ったもので
できているのかな。
これからも
一緒に、ね。
いつも美しく、芳しく。
ちょっと笑ってしまいますが
彼と会うときはいつもそうありたいと
気にしていました。
決まって
もう〜、こうは子供っぽいんだから。
と何かにつけて
言われてしまうのですが。。
この夏も…
暑くても美しく。
汗をかいた姿はなるべく見せないように。
いつも良い香りを身にまとっているよう。
そう気にかけていたんです。
猛暑だったので外出デートが億劫に
なりかけたこともあるくらい。
それなのに35度を超える暑さの日に
海まで行っちゃったときの話です。
私たちは海をみながらお昼を食べたくて。
(もちろん、木陰でです。)
そのランチ前に彼が
プレゼントしたいものがある
といってくれて、お店をまわる…
彼のおメガネに叶うものは
なかなか見つからなくて。
彼が見つけてくれたものを
私があわせる。違う。ないなぁと
何軒も何軒も、みてくれる彼。
(私は既にちょっと汗ばんでる。)
ようやく
これだ❣️
というものを見つけてくれて
プレゼントしてくれました^ ^
さっそく身につけた私。
2人ご機嫌で海へと繰り出しました
道中私を見るたびに
ニッコニコに笑いかけてくれる彼。
「こう、ほんとそれ買ってよかったね!
これが似合うヒトなんてそうそういないよ!
ほんとにいい!」
と絶賛してくれる彼。
嬉しい…^ ^♡
きっと彼のプレゼントによって
2割増しで可愛く見えているに違いない…笑
素敵なものを見つけてくれてありがとう♡
それから
海辺の木陰で作ってきたお弁当を食べる。
暑くて暑くて…。
座って食べているだけで汗が出てきます。
彼は私の料理をすごく褒めてくれる。
なので彼を想って作る時間も、
食べてもらうひと時も、幸せな時間。
その日は時間がなかったので
食べ終わると早々に引き上げて
次は
私たちの大好きなかき氷屋さんへ。
そこまでも、歩く歩く…。
もう、ほーんとに暑い!
ふだんデートのときは
彼に会うときに1番いい香りになるよう
会う2時間前くらいに
香水を吹きかけます。
でもこの日はすごい湿度と気温で
この時点で既に香水の香りは吹き飛んで
香るのは汗臭だけだったハズ。。
あのかき氷屋さんだから
頑張って歩いて行ったけれど…
そうでなければ早々に涼しいところに
デート先を変えていたでしょう。。
でもかき氷を口に入れた瞬間
笑顔になってしまう^ ^
暑さが和らぎました。
暑いと美味しさが際立ちます。
しかも彼があーんして食べさせてくれる。
幸せ…♡
そしてまた海に戻る。
さらに木陰でお昼寝を。。
空は高くて、広くて
空も海も青くて。
隣には彼がいて…。
とても幸せな休日。
ただ、暑さだけが…。。
海辺を立ち去るころには
下着まで汗で湿ってるくらい💦
それから彼が会社に行かなければならず、
私もついていきました。
暑かったね〜、眠いね〜。
海のあと、ホテルいきたかったねー
シャワー浴びてお昼寝したい。
と、話しながら。
彼は会社で
ちょっとしなければいけないお仕事を。
私は彼の仕事が終わるまで
横で好きなことをして待ちます。
さぁ、終わったよ!の彼の声と同時に
椅子を引き寄せられて…
きゃあ!
もしかしてここでラブラブタイム…?
すり抜けようとしても
彼のキスと、お尻を弄る手は
すぐさま熱を帯びてきて…
迂闊でした。
彼を待っている間に
お化粧室にいけばよかった💦
開き直ってしまうくらいの暑さで
あとはもう彼の家に帰るだけだから
急にお化粧直ししたり
香らせたりするのもわざとらしいし…
と、
女を立て直すことを諦めていました。。
キスされ
胸を弄られ
でももがきながら
汗かいてるからイヤと何度も
イヤイヤしたのですが
「いやだ?やめる?
そんなのいいんだよ。」
と彼は止まらない…。
汗で湿ったブラを捲し上げられて
乳首を彼の口の中で転がされて…
つい声が漏れでてしまって
観念しました。
あんなに汗まみれの日に
しょっぱい私の体を舐め愛してくれた彼。
結局香りなんてどうでもいいのね…!
一緒になったあとは
彼との距離が近くなった気がしました。笑
何年もつきあっていてずっと
自分のできる限りの美しさをと
気を遣ってきたので
なんだか
すごいブレイクスルーを味わった気分です。
そんな夏の思い出。
これからの私たちの関係が
ちょっと何か変わるかな。
私にとっては大事件だったので
書き留めました。
この夏
4人の男性からアプローチされている
数年前に恋人と別れたとき、
ノリで友人と占い師に占ってもらった。
これから40歳までずっと
モテ期ですよ〜といわれた
あまり占いって信じていないけれど
20代の頃って口説かれたのは数えるほど。
たしかに最近モテ期かも…
2人にはごめんなさい。
1人は好きなものが一緒でリラックスできる人。
友情を育めたらいいのに、と思う
もう1人は…
男性としてとても魅力的だ。
最近同じパーティに出席したことがある。
多くの女性が入れ替わり、立ち替わり
彼のそばにいた。
いい男なのだと思う。
女性に困らないほどの
性格も、容姿も、色気もそして社会的地位も
文句ない彼。
そんな彼が私を気に入ってくれているなんて
そう思うと、若干くすぐったい気持ちになるのは
否定できない。
このまま心を持っていかれたらどうしよう。
と、不安になるときがある。
ラインのやりとりも危険だろう。
ある仕事を一緒にするのだが、
そのあと食事に誘われている。
そんなことしたら飛んで火に入る夏の虫
なんじゃないかしら。
そんな心配をしていると
いまおつきあいしている彼への好きが
溢れてくるのを感じる。
こういうことがあると余計に。
ダメだ、彼とバイバイなんて考えられない。
そう思ってとてもホッとする。
あー、よかった。