いちばんの告白

私は男性のように不器用。

反対に彼は女性のように器用。


仕事が忙しいとき、私は彼をあまり思い出さない。仕事に没頭してしまう。

暇なときはいくらでも彼を想うのだけれど。


ところが彼は私がメールをすれば必ず返してくれる。どんなに忙しい時でも。


余談だけれど、以前は毎日会えていたと書いたけれども、忙しいから帰りは送れない、と彼に言われたことは一度もなかった。


きっと余裕があるのだと思う。そして何より器用。マルチタスクが得意なのだ。

男女逆だなぁと思う。


そんなわけで今日も「桜がきれいだよ」「わぁ。一緒にお散歩したい」くらいのやりとり。

彼のことは頭の隅っこに追いやったまま1日を過ごし、夜おそくに帰宅した。帰ってからも仕事をするから、頭の中は仕事でいっぱい。


家のドアを開け、電気をパチとつけた。


こんなとき、家に彼がいたら。


一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、「こう、今日もよくがんばったね。」と労いの言葉とともにいつものマッサージをしてもらったりしながら、お互いの1日を話せたら。と思った。


そうだ、

私が彼に聞いてもらいたかった言葉。


あなたと一緒にいたいの。


かな。


先週末に考えたこと。

やるせない気持ちをなんて話して聞いてもらおうかなと思ったままだった。


私たち、よくある不倫ね。

とか

セフレかと思うわ。

とか。

会えなくて嫌。

とか。


現実が悲しくてそんな酷い言葉の数々を

考えてみた。


けれども、彼が私にしてくれていることの数々を思うと、そんな言葉はいえない。



一緒にいたいの。


…このところの私の晴れない気持ちは全部

この一言に収められている気がする。


でもこんな素直な気持ち、伝えたことない。


追われる女でいたいし、軽やかな感じを好んで会いたい、などもいったことがなくて。

こんなシリアスな言葉伝えられるのかしら。笑

彼はどんな反応するかしら。


まだ当分、忙しい日々は続く。

もしまたこんな気持ちになったら、伝えてみよう。