陽だまりのなか

ここは10年前によくきたスタバ。

今も考えごとをしたいとき、

仕事の合間に休憩しにきます。


このスタバの近くに、その後

綺麗な高層のオフィスビルができて、

10年後私がそこで働いている

なんて

あの頃の私は

夢にも思わなかったな。


当時の私は、このスタバに来るとき

いつも一緒だった恋人の

お嫁さんになると思っていたから。


けれどいつしか

次第にビジネスの世界で成功している

年上の男の人たちと知り合うことが

増えた。


世の中にはすごい人がいっぱいいる

私も成長して、こういった人たちと

もっと出会いたい。

色んな話を聞きたい。

どうやったらああなれるのだろう。


社会人になったばかりのいま、

まだ主婦になるべきではない。


そう思って

数年後



恋人が守ってくれていた世界、

安心できる恋人の腕の中から

飛び出したのでした。



かっこ良く生きていこうと


意気揚々として




恋人とさよならしてから

私は甘えを捨て

仕事では責任ある立場についた


やがて転職をし、

課題はまだ多いけれど、それなりに

満足のいくキャリアを築いている

と思う



プライベートでは

これまでの世界にはいなかったタイプの

人とも知り合えた


刺激的な日々を過ごせた


何人かの男の人ともおつきあいした

けれど

一緒になろうと約束をした恋人ほど


心を持っていかれる人はいなかった


また

その恋人ほど愛情深い人はいなかった


今の彼をのぞいては。



今の私を

こんなことをしている私を


あのときの自分が知ったら

私は

陽だまりのような恋人の腕から

飛び出していたのかな


ときどきそんなことを思う


飛び出したからこその今

とも

思う。


すべては自己責任。



幸せな時間をありがとう


あの時の恋人がいつまでも健康で

幸せでありますように。


いつもそう願っています